北さんの著書は4冊目(白州、福澤、吉田、西郷)だが期待を裏切らない迫力ある内容。維新前後の大車輪の活躍と、家族や友人との交流を丁寧に書き上げていて、内村鑑三による「代表的日本人」で一番手にあがっている西郷の人物像がよく分かる。それにしても命がけで国を思い行動した幕末から明治初期にかけてのいわゆる志士の行動は凄まじいの一言だが、その志士を束ねていた西郷の大きさを改めて感じる一冊となった。いつの日か大河ドラマで見たい。
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- 感想投稿日 : 2014年12月14日
- 読了日 : 2014年12月14日
- 本棚登録日 : 2014年8月20日
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