SFなんだ…と思い読んでいく。
中学生主役だと思って読むとそうじゃない。SF感が思いっきり全面に出てこず、私達にも通ずるヒューマンドラマを先行しながらSF要素を入れて、グイグイと引き込まれていく。
私達にも言えるけど、人を信用するって中々難しいと思える。他にも相手の事がその時、相手は何を考え、感じていると不安になる事って多々ある…そんなとき相手の心が読めたら苦労しない…と考えるはずだし、何考えてるかわからん!と怒りさせ覚える事もあるが…
この本を、わからないからこそ良いんだと思えた。もし、相手の考えがわかったら逆に苦しみだけが残るかもしれない。
そして、私達の自分自身の能力ってわかってそうでわかってないのかな?それをどう上手く利用していくか考えるだけで自分の価値が変わるかと考えた。
沢山本を、読みましたが中々ヒューマンドラマで良い作品だと私は思いました。
流石、宮部さん!
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
読破
- 感想投稿日 : 2019年7月21日
- 読了日 : 2019年7月17日
- 本棚登録日 : 2019年6月17日
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