軍事的な背景があったと言えど、ロシアにとっての未開の地を丹念に歩き、地理、動植物、民俗的見地からさまざまな調査を行った貴重な記録は一読に値する。また、著者の、デルスウに対する崇敬の思いや、人となりの温かさが端々に伝わってきて時に感動的ですらある。
固有名詞や民族、地名など多種にわたり、面倒であったかと想像に難くないが(読み解くのも大変だったが)、翻訳に腐心してくださった方がたにも頭が下がる。

冗長な言いまわしのように思える箇所もあるが、語り故の、しかも山を、クマを知りつくした姉崎氏ならではの話と思うと、感慨は深い。みずから山に入っていったような臨場感が伝わってきた。
クマに対処する方法はそれぞれあるようですが…私は出あわないよう祈るのみ。

冒頭からまるっきり人類に勝ち目のない闘いが展開している。月を落とす?!そして救世主はなんと少年??
ディストピアものかと思えばミリタリーもの、SF世界に学園もの、俺tueee、小難しい論理(量子力学とかシュレディンガーの猫とか)、人類や自身の存在についての苦脳、半機械少女、ラッキースケベ、年上の強いお姉さん、要塞都市、ドローンを駆使して戦う少年少女隊、人類未知の(単に人類を殺戮するためだけの)敵、ラスボスとの一騎打ち、等々どこにもかしこにもラノベ的な興味感心の素がぎゅっと詰まっていて、何とも贅沢な一作だった。ついついラストまで乗せられて一気に読み切る。
そんなことあるわけないやろー! と突っ込みを入れる間もなく、論理も(それなりに)一筋通っていて読んでいて、大人目線で読んでもあまり違和感はなかった。
えっ?ご都合主義的?だってラノベだから、いいんじゃないの?
性格やそれぞれの人の思いという点ではまだまだ深さは感じられないが、まだ一巻目ということもあって、謎とき要素も含めて今後に期待。

2017年2月21日

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読書状況 読み終わった [2017年2月21日]
カテゴリ ノベル-日本

シリーズとしてではなくとも、単体で十分読ませる。
天才が構築したはずの数式、ラストの読み違いが哀しい

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カテゴリ ノベル-日本
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随分昔読んだものを再読。やはり良かった。特に巧いなあと感じたのは『九死虫』『あのふたり様子が変』、感覚的に好きなのが『禽獣』『瀕死の舞台』。

2015年11月17日

読書状況 読み終わった [2015年11月17日]
カテゴリ ノベル-日本

最後まで読んですべてがつながる哀しみ、憎悪、執念。恐ろしい話だった。身につまされる。ラストの会話が特にずしんと来た。

2015年10月24日

読書状況 読み終わった [2015年10月24日]
カテゴリ ノベル-日本

人や芸術品など目に見えない価値を持つものがデータ化できるのか、などテーマがしっかりしていて、一本筋が通っていたのだが、登場人物の「片付け方」が筋立ての都合なのかあっさりしていて、幻の少女も私にはちょっと説得力が弱かったかな、と感じた。それでも数時間は没頭できた。結局長い物に巻かれた感も少し。あと、「今は詳しく話せない」みたいな表現が多くてちょっとイラッとしたせっかち。

2015年10月6日

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読書状況 読み終わった [2015年10月6日]
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全体に漂う静けさは気に入ったが、前半が進んでいかない感じ

2015年9月23日

読書状況 読み終わった [2015年9月23日]
カテゴリ ノベル-日本

『虚』であろうが『実』であろうが意識在るものは物語の中に実在する。というか、読んでいる我々は果たして実在しているのだろうか? と複層的に思いを巡らしてしまったのでした。痛々しくも一途な菜裕/セルマが可愛い。イラストも透明感あって色彩的にも好き。(他オンライン本棚に記した感想を一部抜粋)

読書状況 読み終わった
カテゴリ ノベル-日本

仮想の人権について何かと考えてしまった。そこに存在して考えを持っているものはやはりヒトとして認められるのか? 現実世界にもつながる深い思索が展開される。(他の本棚に記したものを一部転載)

読書状況 読み終わった
カテゴリ ノベル-日本

現場で事故の身元確認班長として身を粉にして働き、多くの関係者とも関わってきたからこそ書ける内容。決して流麗な文章というわけではなく、所どころ思いのたけを紙面にぶつけながら、行間ににじませながら、書けないことも多かったのでは、と思う所もあったが、この事故で犠牲になった命をないがしろにしないという、次代によりよい思いをつないでいきたいという姿勢はひしひしと感じられた。
それぞれの役目に忠実に、真摯な態度で取り組む人たちの、等身大の思いが伝わってくる。
当たり前のことだろうが、第五章「葬送のとき」の内容は今まで思い至ったことがなく、衝撃的だった。

2015年8月2日

読書状況 読み終わった [2015年8月2日]

サイバークライムについて深い知識がないまま読み進めて恐ろしくなることばかり。初心者にも解りやすく近ごろの電網界についての諸々が楽しめる。
また、二人の儚い恋愛模様がマニアックで良い。
展開も読めていると思いながらけっこう意外な部分もあって最後までワクワク感をもって読了。
高校生のカップルについては、もっと活躍してほしかったが続巻もあるならそちらで活躍もいいかな?

2015年2月11日

読書状況 読み終わった [2015年2月11日]
カテゴリ ノベル-日本

マンガに日本の社会が透けてみえるところが良い。

2014年1月16日

読書状況 読み終わった [2014年1月16日]

学園もの、SF、ファンタジー、純文学などさまざまに詰まった10作。
特に好きなもの
・優作の優・転転転校生生生・押入れで花嫁

2014年1月16日

読書状況 読み終わった [2014年1月16日]
カテゴリ ノベル-日本

短歌みたいなタイトルと表紙絵に惹かれて買う。立ち位置的に近いものを感じながらも、男の子というのはいつまでたっても夢に生きるのかも、とも。

2014年1月16日

読書状況 読み終わった [2014年1月16日]

本文以外のつくりも面白いし、筋立てもよくできていた。イラストも可愛い。一つだけひっかかったのは召喚獣の出る闘いの絡み。イラスト的配慮? もう少し分りやすい感じになると嬉しかったけどこれが昨今の流れなのか?

2014年1月16日

読書状況 読み終わった [2014年1月16日]
カテゴリ ノベル-日本
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結末が見えているのにそこまでに至るのにドキドキしてしまう。

2014年1月16日

読書状況 読み終わった [2014年1月16日]
カテゴリ ノベル-日本

雲の墓標をすぐ思い出した。今どきの若い方々にはぜひ一読して頂きたいなあ。どう感じるかは別として。

2014年1月16日

読書状況 読み終わった [2014年1月16日]
カテゴリ ノベル-日本

さらっとしているけどいつでも思い立った時に読みたい項目多し。

2014年1月16日

読書状況 読み終わった [2014年1月16日]
カテゴリ 考え方など

つい声に出して読みたくなる個所多し。

2014年1月16日

読書状況 読み終わった [2014年1月16日]
カテゴリ ノベル-日本

嫌どこかユーモラスで静かで雑然としたおとぎばなし。生者と死者との共存? が好き。

2014年1月16日

読書状況 読み終わった [2014年1月16日]
カテゴリ ノベル-海外

力は感じるだけに、ごちゃごちゃしてしまった所がもったいない。かなり限定された世界なのでまず、その道のファンが納得できる整理されたストーリー、そしてキャラへの共感度アップを特に意識すればもっとよくなりそうな予感。次作に期待

2013年7月23日

読書状況 読み終わった [2013年7月23日]
カテゴリ ノベル-日本

イラストが可愛い。ツンデレな妹がよくできてる。兄は最初から妹のことが好きだったんだなーって描写が見え隠れしている、作者が透けてみえている気がした。妹の様子、中学生とはとうてい思えないし。

2013年7月10日

読書状況 読み終わった [2013年7月10日]
カテゴリ ノベル-日本

古事記から宮本百合子まで、日本の文献や文学に登場する女性たち、時に強く、時に弱く、しかしいつの世もしたたかに生きる。そんな彼女たちと当時の社会との関わりを作品を通して紹介する本。
執筆者が沢山おり、ひとつひとつが短くて突っ込みが足りないのと、近代以降の流れが語られていないのが残念だが、それはまた別の仕事、ということで。
とっかかりとしては面白い。

2013年5月27日

読書状況 読み終わった [2013年5月27日]
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