門 (新潮文庫)

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本棚登録 : 2596
レビュー : 219
著者 :
kawacchosanさん  未設定  読み終わった 

「それから」からつながる夏目漱石前期三部作の最終作。

親友の恋人(?)と結ばれた代償に世間の一切から断絶された夫婦の退廃的な日々を描いた作品。
「三四郎」以来すっかり漱石に魅入られています。
三部作残りの2作品で見られたような主人公の熱情はほとんどなく、ただただ退廃的で出口のない虚無感が全体を包み込んでいる。

特に中盤の回想からの流れにはぐっと引きこまれた。
そして相変わらず漱石の描く女性は本当に魅力的である。
終盤の展開は物議を醸しているらしいけど。

全体的に暗い話ですけど、僕は好きですね
この流れで後期三部作も全部読んでいこうかと思います。

レビュー投稿日
2015年4月25日
読了日
2015年4月23日
本棚登録日
2015年4月25日
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