ヤマダ電機の品格――No.1企業の激安哲学――

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著者 :
川崎大輔さん ビジネス実務系   読み終わった 

立石泰則著「ヤマダ電機の品格」講談社(2008)
* 山田昇は、商品の返品が可能な従来の仕入れ方法から「買取」に切り替えることで、メーカーに卸売価格の大幅な値下げを迫ったのだった。他方、返品のリスクがなくなるメーカーにとって「買取」は在庫の恐怖から開放されることを意味した。メーカーがヤマダ電機の申し入れを受け入れ、返品可能な仕入れよりも「買取」で多くの値引きをしたのは当然といえば当然であった。この変更が後にヤマダ電機の【安売り】の原動力となる。
* ヤマダ電機の取材は半年以上に及んだが、その間、私を捉えた離さなかったのは「理念なき拡大膨張」という言葉である。ヤマダ電機のホームページをみれば、いろんなヤマダ理念が語られている。例えばCSRに対する考え方はには目を見張るものがある。しかし理念は語られるだけでなく、行動して初めて意味を持つ。
* 山田社長はヤマダ電機をリーディングカンパニーと称する。しかし売上トップであることが業界の指導的な企業であるということとイコールではない。リーディングカンパニーであるということは業界を代表する企業であるとともに、同業他社の模範となる企業のことである。

レビュー投稿日
2010年11月16日
読了日
2010年11月16日
本棚登録日
2010年11月16日
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