海山のあいだ (中公文庫)

  • 中央公論新社 (2011年3月23日発売)
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池内さんの旅エッセイは、ただの随筆ではない。人生は偶然のめぐりあわせの連続であり、それらはすべてむだなことばかりのようでいて、余分なものは何もないと感じさせてくれる。表題の章もだが、自伝的で虚実いりまじったような「自分風土記」の章が秀逸。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: エッセイ・随想
感想投稿日 : 2011年6月29日
読了日 : 2011年6月29日
本棚登録日 : 2011年6月29日

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