生き残りが難しい生保業界おいて、フルコミッション(完全歩合制)という働き方で圧倒的な成果を上げ、リーダーとしても輝かしい実績を誇る著者による、プロフェッショナルになるためのメッセージ。
何よりもまず、このタイトルに惹かれて中身も見ずに即買いした一冊。想像していた内容とはやや違っていたものの、思わずメモを取ってしまった箇所がたくさんあったので、その幾つかをご紹介します。
・結果にこだわらない生き方をしていると「力」がつかない。がんばっているという思い込みは危険。ストイックなまでにクールに結果を追求する姿勢が、本当の成功を引き寄せる。
・ハッタリでもいい。あなたの自信満々の態度に、相手は信頼を寄せる。自信のない振る舞いは不信感を買ってしまう。
・憤りの裏側に隠れているあなたの「傲り」に対して危険を感じずにはいられない。相手を批判する前に、「自分もあんなことをしてしまわないだろうか」とあえて謙虚に自己評価してみてはどうだろう。見下して相手を裁くことができる資格はあるのかどうか、自分は本当にいつも完璧なのか、ということを自省してほしい。
成功している人の言葉は、時に自慢気に聞こえてしまうことも多いのですが、まずは謙虚に耳を傾ける姿勢が大事だと思いました。その上で、取り込むべきものは取り込み、流すべきものはさらっと聞き流す、それくらいの臨機応変さで対処すればいいのかもしれませんね。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ビジネス
- 感想投稿日 : 2014年2月8日
- 読了日 : 2014年2月8日
- 本棚登録日 : 2013年12月31日
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