マリアはイエスを見るだろう、イエスは彼女に見られるがままになるだろう、ときうのも彼女は墓のなかを見ることができたのだから。
見るべきでないものを見ることができたのだから。
見るべきでないものを見ること、ただ可能な眼差しにのみ、ただ不可視の夜をすでに見ることのできた眼にのみ、自らを見せるものを見ること、ノリ・メ・タンゲレはこうした争点の中心的モチーフを担っている。
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191|キリストキョウシンガク
- 感想投稿日 : 2012年4月8日
- 読了日 : 2012年4月8日
- 本棚登録日 : 2012年4月8日
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