この本には、ちひろ美術館で所蔵する絵本の原画に加え、各絵本作家の方の子供へのメッセージや絵本創作についての考え方、影響をうけたアーティストなどが載ってるのがすごい。
それから、イギリス・フランス・アメリカ・ロシア・チェコ・スロバキア・日本など、各国の絵本の歴史が載っていて、それぞれ発展の背景に独自の要因があり興味深かった。(アメリカではカーネギーが全国に図書館を整備した影響で絵本の需要が高かったとか、ロシアではロシア革命後に子供の教育のために政策として子供の本づくりに注力してたとか)
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- 感想投稿日 : 2021年1月9日
- 読了日 : 2021年1月9日
- 本棚登録日 : 2021年1月9日
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