見えるはずのない 阿国踊り が
見えてくる
聞こえるはずのない 下座の囃子が
聞こえてくる
そこ(世界座)にいないのに
その桟敷席の片隅で一部始終を見ているような
その臨場感がすばらしい
私たち(日本人)の中に流れている
カブキの文化を愉しむDNAを
引き出してもらったような気がする
歌舞伎のことが よくわかっている人は
むろんのこと
歌舞伎を 全く見たことのない人も
充分 楽しめる
極上のエンターティメントですね
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
文芸 か行 の作家
- 感想投稿日 : 2015年1月8日
- 読了日 : 2015年1月8日
- 本棚登録日 : 2015年1月8日
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