17歳の軌跡

著者 :
  • 文藝春秋 (2000年9月1日発売)
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「十七歳の地図」から10年
それぞれの若者たちは
それぞれの10~12年を
生きてきた

ー(まえがき より)
 僕が17歳の彼らと出会ってから今日まで、
 日本社会は様々な経験をした。 
 たくさんのものを手にしたと同時に、
 失いもした。
 バブル景気、バブル崩壊、阪神・淡路大震災
 オウム真理教、酒鬼薔薇事件…
 (中略)
 17歳の彼らが育んだ時間、僕を含めて、
 今を生きる人すべてに流れた時間

むろん
ひとりひとりに流れた時間の中での
ひとりひとりの「暮らし」は
それぞれに違う
それでも
いや
それだからこそ
橋口譲二さんは
ひとりひとりに
ていねいに聴き取っていく

ー(あとがき より)
 生きるということは本当に
 価値観の異なる人間同士が係わり合い、
 面倒なことを積み重ねながら、
 自分の価値観や人格を築き上げていく、
 ということ
 (中略)
 対象が誰であれ
 人の話に耳を傾けるという単純な行為の中で
 人は共感と反発を繰り返し
 その積み重ねの中で自然に人格を育んでいく
 
彼らひとりひとりへの
インタビューにより
構成された本書
ひとりひとりへのまなざしは
相変わらず
温かく 優しい

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 写真集
感想投稿日 : 2021年6月2日
読了日 : 2021年6月2日
本棚登録日 : 2021年6月2日

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