ラストでは胸が一杯になった。予測はついていたが。
カズ、チュウさん、橋本さん、健太くん、広樹くんにいとしささえ感じる。美代子はちょっとわからないが。
あなたが魔法を信じるなら、もしかしたら橋本さんに出会うかもしれない。最低の現実にうんざりして、もう死んだっていいやって思っているとき、不意に目の前にワインカラーのオデッセイが現れたら、それが橋本さんの車だ。・・そして連れていってもらえばいい。あなたにとって大切な場所に。って、読者に(私に)問いかけているようだ。その時の気持ちに向き合ってみようというんですね。
思い通りにならないのは現実・・だから受け容れる(受け容れれるのであれば)、認める、と訴えてくる。そういうことだな、と心打たれました。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
未設定
- 感想投稿日 : 2020年5月25日
- 読了日 : -
- 本棚登録日 : 2020年5月24日
みんなの感想をみる