ハーバード・ケネディスクールからのメッセージ 世界を変えてみたくなる留学

著者 :
  • 英治出版 (2009年1月24日発売)
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本棚登録 : 263
感想 : 26
5

素晴らしい本でした。文句無しの5つ星です。できれば、もっと早く、大学1年生のころに出会っていたかったですね。
学生の方には強くオススメします。
この本を通して感じたことは主に3つあります。
1つめは、自分の問題意識と重なって勉強になった、ということです。この本の著者は、「激変する現代社会の中で、政策を担うのは政府だけではないだろう。色んなアクターが公共政策に参加していくべきではないか」という問題意識を持って、ケネディスクールの門を叩きました。私自身も先日、「政府が信頼されないのはなぜか」というテーマで発表を行ったばかりで、その中で同じ問題意識に辿りつきました。そうした観点から本が読めたことはとても勉強になりました。
2つ目は、視野が広がった、ということです。本一冊で視野が広がるなんて、と思うかもしれませんが、この本にはそんな力がありました。
そしてそれを可能にしてくれたのが、3つ目の、自分が感じたことを表現するのが上手いな、と私に感じさせてくれた著者の能力だと思います。自由で、それでいて素直な表現は、私に著者のケネディスクールでの経験を具体的にイメージさせてくれ、自らが授業を受けているような感覚を与えてくれました。同時に、そんな素直な表現は私のボキャブラリーを豊富にもしてくれました。

学生の内にこの本を読むことで、視野が広がり、これから先の学生生活でできることの選択肢を増やすことができると思います。
またそれだけでなく、文中で著者が自分に対してする「問いかけ」の一つ一つを通して、読み手である読者自身もつい自分を振り返させられます。これから社会に出る学生という身分の内に、そうした自分の振り返りを行い、自分が社会に出て何がしたいのかを問わせてくれる、そんな力も本書にはあると思います。
とにかく、オススメです。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2013年2月1日
読了日 : 2013年2月1日
本棚登録日 : 2012年9月25日

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