自分の小さな「箱」から脱出する方法

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本棚登録 : 7851
レビュー : 1002
かずさん ビジネス書(自己啓発)   読み終わった 

知人に紹介してもらって読んだ本ですが、
非常に興味深い内容でした。

「箱」とは「殻」みたいなもの。

一度自分の「箱」に入ってしまうと、
自分を正当化して、現実を正しく見ることが出来なくなる。
この状態を本書では「自己欺瞞」と呼んでいた。
その「箱」の中から何をやっても変わらないので、
何よりもまず、「箱」から外に出て物事を見つめたり、
新しい行動に移したりといったことをする必要がある。

相手のためにと言うが、「箱」の中にいるときは、
結局は自分を正当化することしか考えていないから、
たとえ相手が自分の期待に応えたとしても、
それに満足しないし、さらには感謝することも無い。
その反応が相手に対して悪循環を生み、
お互いがいがみ合うことになってしまう。

まずは自分自身の考え方に誤りが無いかを見つめなおし、
それから改善に向けてのアクションを取ることが大切。

印象に残った内容(メモ):
・経験豊富、能力がある人が大勢集まっていたとしても、
 上手くいく会社と上手くいかない会社が存在する。
 その違いは、「自分をあるがままの人間として見てもらえているか」だ。
 あるがままの人間として見てもらえると、頭の切れる人は更に頭を
 働かせ、スキルを持った人はさらにそのスキルを発揮し、よく働く人は
 さらに懸命に働く。

・自分の感情に対して目をそむけたときに、人は「箱」の中に入る。
 一度箱に入ってしまうと、以下のような悪循環に陥る。
 1.いったん自分の感情に背くと、周りの世界を、
   自分への裏切りを正当化する視点から見るようになる。
 2.周りの世界を自分を正当化する視点から見るようになると、
   現実を見る目がゆがめられる。
 3.時間が経過すると、いくつかの箱を自分の性格と見なすようになり、
   それを持ち歩くようになる。
 4.自分が箱の中にいることによって、他の人たちも箱の中に入れてしまう。

・箱の中にいるときに、してもムダなこと
 1.相手を変えようとすること
 2.相手と全力で張り合うこと
 3.その状況から離れること
 4.コミュニケーションを取ろうとすること
 5.新しいテクニックを使おうとすること
 6.自分の行動を変えようとすること
 要するに何をやってもムダである。

・箱の外に出るためには、
 「自分が間違っているのではないか?と疑う」
 「相手のために何かしてあげたいと感じる」
 ことが大切で、特に1つ目が重要。

・完璧であろうと思うな、よくあろうと思え!

レビュー投稿日
2012年12月20日
読了日
2012年12月20日
本棚登録日
2012年12月20日
3
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