以前読んだことある内容ではありましたが、
漫画版が出たということもあり、改めて手に取ってみた。
やはり行動の見える化するということが重要だということを
改めて確信出来た内容であった。
ただ、注意すべき点は、正しい行動にフォーカスを当てて、
行動の見える化を実践し、フィードバックを与えること。
目的を明確にして計測、計測結果をフォローすることで、
自発的に行動出来るような仕組みを作り上げることが
何よりも大切だと感じました。
【勉強になったこと】
・「教える」とは、相手から"望ましい行動"を引き出す行為
・成果を出している人は成果の出る行動をしている。
だから、着目すべきは優秀な社員の仕事ぶりである。
何が効果的かを考える前に、まずは観察。
・中途社員へ教える際のポイント
①「知っていること/知らないこと」
「できること/できないこと」を割り出す
②劣後順位を徹底する
③相談相手としてさまざまな場面で意見を求める
・「わかりました!」には以下の可能性があることを押さえること。
①分かりませんとただ言いづらいから言っているだけ
②間違った解釈をしている
③そもそも自分が分かったか理解していない
上記を確認するために、復唱させることは効果的。
・行動は出来るだけ具体的に伝えること
MORSの法則に沿っているかを必ず確認すること
Measured:計測できること
Observable:観察できること
Reliable:誰がみても理解できること
Specific:何をするか明確になっていること
・優秀なリーダーに共通していることは、
部下に何かを教えたり、指示を出したりするとき、
決して欲張らないこと。
一度に伝えるのは、"具体的な行動"3つまで。
・人は望ましい結果が出たら、それを繰り返す傾向にある
・視覚的に状況を伝えることが重要。
その際に見える化する内容は結果ではなく、行動。
つまり営業受注件数ではなく、結果に繋がる行動の数を
見える化することが重要。
全てを観察することが困難な内容であれば、
メンバーに入力してもらうことが大切。
- 感想投稿日 : 2015年2月8日
- 読了日 : 2015年2月8日
- 本棚登録日 : 2015年2月8日
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