愛がこわれるとき [DVD]

監督 : ジョセフ・ルーベン 
出演 : ジュリア・ロバーツ  パトリック・バーギン  ケビン・アンダーソン 
  • 20世紀フォックス・ホーム・エンターテイメント・ジャパン
2.83
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本棚登録 : 47
感想 : 8

ジュリアロバーツは個人的にあまりかわいいとは感じないし、美しいとも感じない。顔がかなり小さいし、スタイルがいいのもわかるのだけれども、しかし、どうなのだろう?映画自体はDVを振る夫から逃れて新天地で暮らすというもの。もちろん逃れるために長期的な計画を立てるわけで、こっそりと海を泳げるようになり、機を狙って海へと飛び込む。夫は妻はおぼれて死んだものだと勘違いして葬式を執り行うが、とある電話で妻が泳げたことを知り、夫は妄執に刈られて妻を捜し始める。妻はと言うと、新たな恋愛に落ちており幸せをかみ締めているのだった。で、ラストは両者が対決し、夫は殺される。妻は夫へと銃を突きつけながら、警察に電話をかける。夫を目の前にして、「暴漢を撃ち殺しました」と報告して電話を切る。そのまま、夫に向かって発砲する。夫は、え?という顔をしながらも銃撃され、ぶっ倒れ、手に取った銃を発砲しようとするものの、弾切れ。で、人間殺しておいてそのまま愛をかみ締めあう的なラストはどうしたものよ?と思う。日本人的展開だと、このことが災いして二人の仲が引き裂かれる、的な感じになるんだろうけれど、アメリカは正当防衛の国なのでこういうこともありなんだろうね。比較的短くまとまっているし、夫が迫ってくる様子にサスペンス性が濃く出ておりそういうところはよかったんだけれども、やっぱり全体として薄っぺらさがにじみ出ている映画でもあった。そもそも、愛が壊れるときというけれど、最初から壊れてしまっているではないか。それに序盤の夫との激しいセックスシーンはなんなんだろう。女は場合によっては好きでもない男ともセックスできるとでも言いたいのだろうか?まあ、なんか微妙だ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 外国映画(微妙)
感想投稿日 : 2011年10月16日
読了日 : 2011年10月16日
本棚登録日 : 2011年10月16日

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