正義のセ

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング) (2013年3月1日発売)
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本棚登録 : 526
感想 : 92
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朝の早い、豆腐屋の娘として産まれてきた凛々子・温子姉妹、早起きの温子に起こされたが無視をし、一人で散歩に出かけた幼い温子が未明に起きた大事件巻き込まれかけ、正義感の強い凛々子はヒヤリとした。5年生になった凛々子のそれまでの担任が6年生を受け持つことになり、新しい担任と転校生を迎える。秋田弁の残る転校生・明日香を誂う同級生から庇ううち、二人共いじめを受けるようになる。以前上手く解決した方法で担任に知らせるが、新しい担任はそれをクラスで公表し二人を窮地に追い込む、対決をした担任に言われた一言が、、、

周りには、正義感が強くユクズウキカンチンと呼ばれる爽快な女検事の話。恋の話も豆腐屋を営む家族の苦労も盛り込まれ、阿川佐和子さんがこんな面白い小説をかけるとは思わなかった。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 阿川佐和子
感想投稿日 : 2014年11月21日
読了日 : 2014年11月21日
本棚登録日 : 2014年11月21日

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