八州廻り桑山十兵衛シリーズ3弾。この巻は解決しない事件を追いかける十兵衛の苦悩ととばっちりが描かれる。昔の大盗賊日本左衛門の二代目らしき盗賊団が関東各地を荒らしまわる。十兵衛たちは必死で一味を追跡するも行方はわからず…。探索で浮んできた、虚無僧の影、そして老中と繋がる儒者・杉崎斂堂。一連の事件の真相とは?。序盤で廻り仲間が長逗留する栃木宿にそれを探るため身分を隠し目利きの馬喰として木賃宿に潜り込んだ十兵衛が、掘り出し物の連銭葦毛を買う羽目になりそれが後に盗まれた馬だと言いがかりをつけられるとばっちり受ける羽目になるのだが…その真相は?解決の過程が面白い。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
佐藤雅美
- 感想投稿日 : 2014年2月1日
- 読了日 : 2014年1月31日
- 本棚登録日 : 2014年2月1日
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