星星の火: 御算用日記 (光文社文庫 り 3-28 光文社時代小説文庫)

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  • 光文社 (2009年5月12日発売)
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御算用日記シリーズ9巻、藩の重職三人が不審な死を遂げ、藩主・太田信親も病に倒れた越後国春海藩。幕府御算用者の生田数之進が、友の早乙女一角とともに潜入した春海藩には、わずか二歳の若君を守って、御家のために尽くそうとする、けなげな少年武士たちがいた。そして、悪の黒幕、老中・松平信明との対決!星星の火は、やがて大きくなり、燎原の火となるのか?。大切にしていた五瀬姫の楓の鉢植えが行方不明になったり、冨美が赤ん坊を拾い育て始めたりと近辺は騒動が続く。春海藩事件のきっかけが少年の犠牲で始まり痛々しい。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 六道 慧
感想投稿日 : 2014年4月7日
読了日 : 2014年4月7日
本棚登録日 : 2014年4月7日

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