自らも狩猟をする服部分祥による狩猟に関する作品のアンソロジー。長い解説で選考の考え方、各作品への評が詳しく述べられている。ジャンルを問わず選んだという11編は、編者の狩猟という行為への強いこだわりが感じられて納得できる。狩る人と狩られるものの間に、狩られる一瞬に交感があるというのが多くの作品に描かれており驚いた。狩猟という太古から続く行為には、謎や秘密が隠されているようだ。
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カテゴリ:
アンソロジー
- 感想投稿日 : 2013年4月30日
- 読了日 : 2013年4月9日
- 本棚登録日 : 2013年4月9日
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