マツリカ・マハリタ (単行本)

著者 :
  • 角川書店 (2013年8月31日発売)
3.45
  • (17)
  • (66)
  • (64)
  • (15)
  • (5)
本棚登録 : 425
感想 : 66
4

その筋のファンからは『太ももミステリー』と呼ばれて愛されているらしい本マツリカ・シリーズ(笑)。

著者の『medium』が2019年のこのミス大賞を取ったということで、『medium』を読む前に著者の人気シリーズである『マツリカ・シリーズ』を読んでおかなきゃなという軽い気持ちでで1作目の『マツリカ・マジョルカ』を読んだら思いっきりはまってしまった(笑)。

本書はそのマツリカシリーズの第2作。
本書も謎の美少女マツリカ様の高校生とは思えない妖艶な色っぽさが炸裂する。
そして2作目の本書でもマツリカ様の正体は明らかにならない。

年齢不詳で、高校の制服は着ているが実際に高校生なのかも分からない。
それどころか本作では
  「もしかしたら人間ですらなく、何らかの怪異、もしくは主人公・柴山君の妄想が生み出した美少女では?」
という疑惑すらうかんでくる始末。

確かに、真昼間から高校のそばに建つ廃ビルの窓から一日中双眼鏡で学校の中を終始覗いている女子高校生なんていないよね(笑)。

本作も1作目と同じように短編小説の体をなしているが、全編を通して読むと大きなストーリーになっている。

2作目の本作は、1作目よりもマツリカ様の『どS』っぷりがさらに強調されている。
そして、それに対して反発はするものの、心の中でちょっと喜んでいる『柴犬』こと柴山君の心のうちに思いっきり共感してしまう僕がいるというシチュエーションも1作目と同じだ(笑)。

  ソックスを履いた素足で自分の頭をグリグリと踏まれる感触
  ・・・そしてちょっと上を見ることができれば透き通るような真っ白の太ももとその奥には秘密の・・・

・・・おっと、いけない、いけない。僕としたことが・・・とりあえず2作目でもマツリカ様は、謎の美少女のままだが、続きの3作目でも正体は明かされないのだろうか?
次も期待度マックスだ。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 小説(エンターテイメント)
感想投稿日 : 2020年1月11日
読了日 : 2020年1月6日
本棚登録日 : 2020年1月11日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする