エリザベス女王の事件簿 ウィンザー城の殺人 (角川文庫)

  • KADOKAWA (2022年7月21日発売)
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ウィンザー城でロシア人ピアニストが殺害される。犯人は?動機は?捜査が進まない中、なんとエリザベス2世が事件解決に(こっそり)乗り出す!

女王故に当然自由に出歩けるわけもなくアシスタントとして新米の秘書官補が情報取集に当たります。

犯人捜しだけではなく、リオ五輪の少し前、現実の出来事や国際関係も話に織り交ぜてあり、そういったところもなかなか面白いです。私はむしろこちらを楽しみました(笑

アラン・ベネットの『やんごとなき読者』は読みましたが本作はエンタメに全振り。他にもエリザベス女王が主人公の作品があるそうで、イギリスって今も活躍されている実在人物をモチーフとした創作に寛容なんですね。

#エリザベス女王の事件簿ウィンザー城の殺人 #NetGalleyJP

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2022年7月10日
読了日 : 2022年7月1日
本棚登録日 : 2022年7月1日

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