アパルトマン管理人の未亡人ルネ、そのアパルトマン
に住む死にたがり屋の12歳の少女パロマと引っ越して
きた日本人の紳士オヅとの物語。
3人とも哲学、絵画、文学そして(フランス人2人も)日本文化に造詣が深い。でもその部分を取っ払うと
出自と容姿にコンプレックスのある未亡人と少女が
外国人紳士に出会い変わっていくという、
ある意味王道の少女漫画を読んでいる気分に
なりました。最後はルネとオヅとの関係が
もう少し長く続けば良かったかなぁ...。
作中ではずっと日本すごい!フランスだめ!な
調子で登場人物たちが語っているので
個人的にここまで日本を持ち上げられると
ちょっとこそばゆくなってしまいます(^^;)
ここまでパーフェクトな日本人紳士、
2007年にいたのかなぁ?男性には
申し訳ないけどそう思ってしまうのです(^^;)
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2020年11月30日
- 読了日 : 2020年11月30日
- 本棚登録日 : 2020年11月30日
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