1968年、チェコスロバキアを舞台に外交官・堀江亮介と東ドイツ出身のカテリーナとのラブロマン。
ラブロマンという紹介がされているが、恋愛よりも第二次世界大戦後のソ連、東欧の情勢、「プラハの春」と呼ばれるチェコスロバキアの変革運動が丁寧に綴られている。
国民全員が平等の真の社会主義国を目指し、独裁政治、検閲、格差等々と戦う人々。
外交官としてチェコスロバキアに赴任した著者による後世に残しておきたい本だと思う。
(図書館)
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カテゴリ:
文学など
- 感想投稿日 : 2017年10月28日
- 読了日 : 2017年10月27日
- 本棚登録日 : 2017年10月9日
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