二十歳の原点序章(新潮文庫)

  • 新潮社 (1979年12月1日発売)
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「二十歳の原点」につながる高校3年生の冬(17歳)から大学2年の冬(19歳)までの日記。
受験を経て立命館大学史学科へ。
生きていくのが面倒、自殺という言葉が時々見られる。
部落問題研究会での活動、民青に勧誘されるも学生運動に入り込めない。
資本主義に反対するも、自身がブルジョワジーであることのジレンマ。
部落研を辞め、学生運動とも距離をおき、ワンゲル部へ入部。これが彼女の本来の姿とも思ったり。
「二十歳の原点」より、彼女の迷い、葛藤がよく表れていた。
(電子書籍 honto)

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: ノンフィクション・エッセイ
感想投稿日 : 2017年9月29日
読了日 : 2017年9月25日
本棚登録日 : 2017年9月17日

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