創価学会について知りたくて読書。
私は学会員ではないが、周りの知人、友人には学会員が少なくない。もっとも勧誘されたことは1度もなく、同じ人から2度勧誘されたら縁を切ろうと決めている。
食わず嫌いであることは否めない。だからもっと勉強したいなと思った。
確かに著者が指摘する通り、中国に関して言えば、創価学会が果たしてきた役割は大きい。現役の大使館、領事館関係者に学会員が多いことも周知の事実だ。
日本で初めて中国人(中華人民共和国)留学生を受け入れたたのは創価大学。
今は北朝鮮に対しても積極的に交流を図っていて、訪朝する政治家でもっとも多いのは公明党の地方議員であることも事実。そうすると北朝鮮と国交が樹立したら最初に留学生を受け入れるのは再び創価学会になるのかもしれない。
著者は、創価学会をいまを生きる宗教としている。
どういう意味だろうと考えながら読み進めた。
私の理解が正しければ、池田大作名誉会長の存在そのものが創価学会であり、いまを生きる源になっていると。
それって個人崇拝と違うのかと学会員へ聞くと当然ながら否定する。だが、私にはその違いがよく分からない。個人依存する部分が大きいということであれば、もし亡くなったら創価学会自体が大きく変わるのであろうか。
読んでいてふっと、大川隆法氏が、1000年以上前に誕生した既存の宗教(大まかに仏教、キリスト教、イスラム教、ユダヤ教、ヒンズー教など)はすべて死んだ宗教だと述べている発言を思い出した。
話を戻し、創価学会が平和主義であることは認めるが、アメリカ、フランス、ドイツ、ベルギー、チリ、オーストラリアではカルト認定されて活動が禁止されているのも事実。これはどういうことなのか。
入会すれば分かるとある知人に言われたが、学会員になろうとは思わない。私は神社が好きだし。
読書時間:約1時間
- 感想投稿日 : 2018年9月8日
- 読了日 : 2018年9月8日
- 本棚登録日 : 2018年9月8日
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