未来の働き方を考えよう 人生は二回、生きられる

著者 :
  • 文藝春秋 (2013年6月12日発売)
3.93
  • (309)
  • (493)
  • (257)
  • (50)
  • (11)
本棚登録 : 3626
感想 : 478
5

働き方について知りたくて読書。

40代半ばで働き方を見直して、価値観を整理してみようという提案。

ちょうどこのタイミングなので、なるほどと感じることが多かった。

市場からお金を稼ぐ力、つまり、組織に属せずに自分の力で稼ぎ出すスキルは重要。

あと、少なくても貯蓄や資産を持つことは、精神的な安定剤として作用していくる年代。

幸せなんて所詮、自己満足です。自分が楽しければ、他人の目は気にならにし、世間体が悪くても、傍目にはイケてなくても、もちろんお金が得れなくても、全く問題ないと思えるくらい好きなことがあるからこそ、人生が変えられるのです。(p190)

この1文の前に1人旅は楽しいし、数日間、誰とも話さず文章書いていても寂しく感じないし、1人で考えるのも至福だし、会社に所属していなくても不安を感じないとあるが、個人的に非常に近い感覚を持っている。

著者と同じく独身だからもあると思うが、別に1人で部屋にこもって終日作業していても寂ししいと感じることはないし、人混みが苦手で、同じ職場に毎日毎日、何年も通い続けることに苦痛を感じるので、会社員を長く続けることは向いていないと思っている。

40代は自分の価値観を整理し、自分がやりたいことや自分が満足することへ注力することで、20代、30代では発揮でなかった力を生み出しくのかもしれない。言葉はやや語弊があるが自分を大切にしていく、満足させることを通じて50代へ向けて歩を進める。

改めてこれからどんな働き方をして稼ごうか考えさせてもらっている。

読書時間:約1時間20分

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 自己啓発
感想投稿日 : 2016年11月24日
読了日 : 2016年11月24日
本棚登録日 : 2016年11月24日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする