わが祖国、中国の悲惨な真実

著者 :
  • 飛鳥新社 (2006年9月3日発売)
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感想 : 11
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中国について知りたくて読書。

中国から帰化した人の著書としては、金文学さん、石平さんレベルのインパクトある内容。

統計数字が多く引用されており事態の深刻さを理解しやすい。

大多数の中国人がこの現実を知らずに生きている。私は、まだまだ中国のことを何も知らないなと痛感させられる。

中国から日本へ帰化する人はいるが、逆はいない(現実的には中国籍は取得できないが)。日本から海外へ出て外から眺めて日本のいい点を再発見する人は周りに多い。しかし、外に出て日本の真実は違っていたと氣づいた人は見たことない。それが、日本の魅力を物語っていると思う。

もちろん、日本にも改善点、問題は山積しているし、子どもの教育環境として有害なものも多いと思う。それも含めてオープンしているのが日本と中国の違いだと思う。

少し残念なのは誤字や誤字らしき箇所があること。いくら著者がネイティブクラスだとしても編集者はしっかりと編集して欲しい。手元の本書は第一刷発行なので、以降の刷では、訂正されていると思うが。

読書時間:約1時間25分

本書は日本領事館大連出張所でお借りしています。有り難うございます。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 中国
感想投稿日 : 2014年10月16日
読了日 : 2014年10月16日
本棚登録日 : 2014年10月16日

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