NPO法人テラ・ルネッサンス創設者の鬼丸さんの本。
話が抜群にうまい人だと紹介され、講演会の整理券がついたこの本を買ってみた。(結局、講演会にはいけなかったのだが)
「すべての生命が安心して生活できる社会の実現」を目指して地雷撤去や子ども兵の問題に取り組む団体のトップなだけに、力強い言葉がたくさん散りばめられている。
特に何度も出てくる「すべての人に未来をつくる力がある」という言葉は印象的。自分も心からそう思う。
前半はテラ・ルネッサンスの活動や著者の生い立ち、夢の持ち方、後半はプレゼンやワークスタイルの具体的なやり方が書いてある。
前半部分は心を摑まれる部分がたくさんあったので、個人的には前半部分をもっと厚く書いて欲しかったが、これは生でお話を聞きにいきなさいということか。
ぜひ聞いてみたい。
"もし、君が何かを始めようと思ったとき、特別な知識や財産は必要なんだ。
ただ、次のことを覚えていてほしい。
君も含めた、すべての人に、未来をつくる力がある。
どんな人も、可能性に満ちている。
大事なことは、未来をつくる誰にでもあると信じることだ。
そうすれば、もし君や、ほかの誰かがダメになったとしても、君が人に裏切られたとしても、君も含めて、人は変わることができる。
それさえ信じることができたら、君は何でもできる。"
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2014年6月7日
- 読了日 : 2014年6月7日
- 本棚登録日 : 2014年6月7日
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