全10巻の大河小説、第5巻。折り返し地点です。前半、祖母の死をめぐる記述が印象的。後半の社交界描写は少々単調かも。しかし、相変わらずの冷徹なほど客観的な視線での描写には、やはり退屈させられることはありません。いかにも次章へのプロローグ的なラストシーンが、次巻への期待を高めます。
読書状況:読み終わった
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海外:フランス
- 感想投稿日 : 2006年4月13日
- 読了日 : 2006年3月24日
- 本棚登録日 : 2006年4月13日
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