おとうと (新潮文庫)

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本棚登録 : 850
レビュー : 109
著者 :
keiさん  未設定  読み終わった 

「観たら読む。」運動の一貫として敢行。

全ては映画での最終シーンの意図を探りたかったが故に読み進めたと言っても過言ではない。実際のところは「読み進めることができた」とでも言い直すべきか、読了まで予想以上に時間がかかった。そのなかなか読み進められない自分を感じているときは「細雪」を読んでいた時の感覚を思い起こされたため、おそらくは女性の頭のなかで起こる様々な葛藤がつらつらと書かれている文章をみた時に自分は同じようなアレルギー反応を示すらしいということがなんとなく分かってきた。もう少しサンプルは必要ではあるが…。

で、結論から言うと映画の最終シーンは原作には忠実であったがもう少し「溜め」が欲しかった。昔の邦画はエンドロールがないことが多いので余計にそうなのかもしれないけれど、音楽と映像でもってあと数分、いやあと数十秒引っ張ってくれていれば観ている者にも彼女の心中を察するだけの時間があったかと。まぁ、自分が人の心中を察するに鈍感な側の人間であるということが証明されただけなのかもしれないが。

今後自分は「流れる」までたどり着くのだろうか?

またの鑑賞機会があったら盛り上がるかも。

レビュー投稿日
2018年4月15日
読了日
2015年11月28日
本棚登録日
2015年11月28日
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