うーん、よいなぁ。
黒澤監督による映画化作品を幸運にも銀幕にて鑑賞させてもらったのはいつのことだろうと掘ってみると2010年のことだった。そら記憶も薄れるわ…ということでやはり読了後に再鑑賞したくなった。インパクトの強すぎるタイトル、「どですかでん」(1970) とは題名がずれていたことも理由のひとつか、手が届くまでにしばらくかかった次第。
数本の黒澤作品がご縁で読み始めた山本周五郎作品であったが映画化作品群を眺めるとぼちぼち他にも手を染めつつある。小林正樹監督作品「いのちぼうにふろう」(1971)、小泉堯史監督作品「雨あがる」(2000) あたりがそれらで、次に観たいのは新藤兼人脚本の「青べか物語」(1962) だろうか。これは今回の開高健による解説のなかに『「季節のない街」は「青べか物語」の現代版。』という言葉があったのとWikipediaにあった「設定を現代に移している」というネタバレとが関係しているかも。
比べるためにも先に原作読まないと!
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2018年5月7日
- 読了日 : 2018年5月6日
- 本棚登録日 : 2018年1月24日
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