IFCな週末、復帰第一弾。この週末、昼間の眠気に身を任せていたらまた時差ボケ軸を元に戻してしまったのだが、お陰で深夜スタート2時間超の本作鑑賞時にはぱっちりお目覚め。よしとするか…と日曜の深夜に目覚め、若干の後悔とともに書いている始末…。
巷にはびこるDVDは「完全版」という触れ込みのようで、そちらを鑑賞したわけではないのでこちらを選択。本気の元祖上映版、89年ものフィルムにて鑑賞。スクラッチ万歳(笑)
実はつい最近にもMoMAでのJames Cameron特集で拝見していたので二連続でスクリーン鑑賞となった貴重な作品のひとつに。そのおかげで物語の筋が頭に入っている分わりとリラックスした状態で観れたのだが、それでいて引き込まれてしまうのはキャメロンの映像の造り方ゆえんか。
鑑賞後のよみものを通して「液状のキャラクター」はこれが先でその後「ターミネーター2」なんだということを再認識したりしたのだが、それよりも自分のアンテナを刺激したのは海底の作業プラットフォーム「Deepcore」の撮影が、建設途中で放棄されることになった原子炉の冷却タンクにおいて行われていたという件に関連して。この所在地の地名に即座に反応できたのは2000年台前半、客先としてよく訪れていた場所だったからだ。このサウスカロライナのGaffneyという町にあったサイトは約30年の放置期間を経て2007年に取り壊されたとのことで、その頃映画観てたたら行ってみたくなっただろうなぁ…と思いにふけったりもした。
ネット上には当時の放置状態の写真がまだ散見される。本作鑑賞された方は「Cherokee Nuclear Power Plant abyss」なんて検索してみてぜひご覧あれ。
- 感想投稿日 : 2019年7月2日
- 読了日 : 2016年8月15日
- 本棚登録日 : 2019年7月2日
みんなの感想をみる