財務諸表を見たことがあり、ざっくりとは理解できている中級者以上の方向けの内容かと思います。
経営者目線、銀行目線、投資家目線で、それぞれ収益性・成長性、安定性、資本効率性の観点からの分析方法を解説しており、具体的な上場企業の財務諸表を用いているので、タイトルのとおり、「現場で使える」分析方法が分かります。
オムロンのROIC経営や、監査報告のKAMなど、最新の情報にも触れられており、とても勉強になります。
巻末に付いている参考文献リストも、どれも財務諸表分析に役立つ良書で、とてもよい情報が詰まった一冊です。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
ビジネス
- 感想投稿日 : 2020年8月27日
- 読了日 : 2020年8月27日
- 本棚登録日 : 2020年8月27日
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