なんとも不思議な「館」…。その館に訪れた「私」たち。
その館には私たちの名前が隠されている。例えばじゅうたんの文様と同じ名前の「ニンドウ」、ガラスの文様と同じ名前の「リンドウ」、…など。
それらは結局本当に偶然だったというのには驚いた。誰かのたくらみなどではなく…館の仕業?この家は来客があると途端に動く…この館は未来を映す。
そんな中起こった殺人事件。しかも殺される前に自分達と同じ名前をもつ物に異変が起こる。
それもまた館の仕業…。奥が深い小説でした。面白かった。
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- 感想投稿日 : 2014年8月31日
- 読了日 : 2003年4月3日
- 本棚登録日 : 2014年8月31日
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