神の苦悩-ジーコといた15年

  • 講談社 (2007年5月11日発売)
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感想 : 4
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ジーコ来日当時から、ドイツワールドカップまで
通訳としてジーコの側にいた人が書いた、ジーコの人柄や
考え方、そして当時の状況などを書いた本。

ドイツワールドカップ後1年以内に書いているようで
当時の記憶が鮮明なのだろう。非常に細かく書いている。
日本ではドイツの日本代表は失敗したという評価だが
2002年からの成長という意味では非常に良いものであったし、
以前TVで中田選手が歴代の日本代表監督の流れの中で
あそこでジーコというのは考え方として間違いではなかった。
しかし選手のメンタリティや意識という意味で、自由が
機能しなかったというような話をしていた事と符合していると感じた。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: スポーツ
感想投稿日 : 2010年11月30日
読了日 : 2010年11月30日
本棚登録日 : 2010年11月30日

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