バナナへの愛と執念があふれた一冊。
5-6年前に仕事で台湾に行った時、台湾といえば、ということで台湾バナナを探したが、ホテル周辺のお店では、見つけることができなかった。今思えば、それはパナマ病によって市中からバナナが消えていたのだと繋がった。
この本をきっかけに台湾バナナ(グロスミッシェル種)が食べたくなり、もんげーバナナではないが、一年台湾バナナのオーナーを体験し、食べてみた。たしかにおいしいが、値段ほどの差があるのかは???
熱帯で育つバナナも氷河期を超えてきたという事実から、日本でバナナが育つはずという仮設もすばらしい。いろいろな気づきと、生物の可能性を考えさせられる良書でした。
読書状況:読み終わった
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- 感想投稿日 : 2021年1月6日
- 読了日 : 2019年9月1日
- 本棚登録日 : 2021年1月6日
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