フッテージ [DVD]

監督 : スコット・デリクソン 
出演 : イーサン・ホーク  ヴィンセント・ドノフリオ  ジュリエット・ライランス 
  • Happinet(SB)(D)
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感想 : 37

制作年:2012年
監 督:スコット・デリクソン
主 演:イーサン・ホーク、ヴィンセント・ドノフリオ、ジュリエット・ライランス
時 間:110分
音 声:英:ドルビーデジタル5.1ch、日:ドルビーデジタルステレオ


『流血のケンタッキー』という犯罪ノンフィクションを発表しベストセラーになったものの、その後10年間あまり振るわなかった作家のエリソン・オズワルト。
彼が妻トレイシーと二人の子どもを連れてペンシルヴァニア州キング郡郊外にある一軒家に引っ越したのには、理由があった。
その家は、以前スティーヴンソン一家が首を吊り、一家の娘が失踪した事件の現場で、その事件の真相を追い新作を書くためであった。
地元の保安官は、誰もが忘れたがっている事件のことを掘り起こさないようエリソンに注意する。
ある夜、エリソンは屋根裏部屋で、数本の8mmフィルムと映写機を見つける。
『家族一緒に2011』と書かれたフィルムを回してみると、そこには庭で楽しそうに過ごすスティーヴンソン一家の姿が映し出される。
突然場面が変わり、大木にくくりつけられた縄に一家が吊られていくという無残なシーンが流れる。
別のフィルムをかけると、年代はバラバラであるものの、どれも共通してある家族が惨殺されるシーンが収まっていた。
映像を食い入るように見るエリソンは、水面に映る仮面の男や、血で描かれた謎の記号が映り込んでいることに気付く。
フィルムの収まっていた箱のふた裏を見ると、子どもが描いたようなつたない感じでこれらの惨殺シーンが描かれており、どの殺害現場にもミスター・ブギーという男の姿があった。エリソンが探る事件の謎に興味を持つ副保安官の協力を得て、事件の資料を入手したエリソン。
そこには、どの家族も遺体から薬物反応が出たと記されていた。
副保安官に紹介してもらったオカルト犯罪の権威であるジョナス教授に話を聞くと、これらの殺人事件は宗教的儀式で、血で描かれた記号はバビロニア王朝で行われていた邪教崇拝に通じるとの見地を示す。
すっかり事件の謎に憑りつかれたエリソンに、半世紀以上に渡る呪いが忍び寄っていた…。

読書状況:積読 公開設定:公開
カテゴリ: 洋画
感想投稿日 : 2017年6月17日
本棚登録日 : 2017年6月17日

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