闘うための哲学書 (講談社現代新書)

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本棚登録 : 209
レビュー : 12
にいさんさん  未設定  読み終わった 

新書でまさかの400ページ(1,000円)!読み応えありました。哲学の古典をもとに、二人の哲学者が対論する本。結構激しい言い争いになっている箇所があったりして、それもまた面白い。
22冊も取り上げれば、ちょっと知っている哲学者も初見の哲学者もいて、知っている人だと「こういう見方もできるのか」という驚きになり、初見だと「こういうことなのか」と勉強になる。
特に、二人が哲学を日常に活かすことに心血を注いでいることが良かった。机に向ってコツコツとやる研究ももちろん大事だけれど、そこから何か実践につながるものがあると、読んでいて面白い。もしなかったとしても、それはそれで大事な研究ももちろんあるのは前提で。
分厚い新書ではあるけれど、1冊あたり20ページ弱の計算なので、1冊あたりはさらりと読める。
欲を言えば、冊数を半分に減らしてもよいので1冊あたりのページ数をもうちょっと増やしても良かったかも。もっと議論の量と密度を増やしたら、もっと面白いかも。

レビュー投稿日
2017年8月17日
読了日
2017年8月17日
本棚登録日
2017年8月17日
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