「樹海」をキーワードとしてのみ繋がるいくつかのエピソード。
「生きる」ことと「死ぬこと」について、示唆を与えてくれる作品だと思います。
ですが、いかんせん解釈しにくい。
最後でそれぞれのエピソードが繋がって1つになるのかと思っていたら、繋がらずに短編集のような感じになっています。2時間なら2時間で、30分ずつのストーリーを4つ繰り広げる…というようなタイプの映画をこれまで観たことがなかったので、どう解釈したらよいのか分かりません。1つ1つのエピソードは面白いのですが、それを4つ集めて1つの作品とした時にどうなのか…というのは難しいところです。
ただ、とりあえず津田寛治と塩見三省の居酒屋での掛け合いはピカイチです。
このエピソードだけでも、観る価値ありだと思います。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
邦画
- 感想投稿日 : 2010年1月4日
- 読了日 : 2010年1月4日
- 本棚登録日 : 2010年1月4日
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