踊る世界、イヴの調律 (富士見ファンタジア文庫 さ 2-1-4 黄昏色の詠使い 4)
- KADOKAWA(富士見書房) (2007年11月1日発売)
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感想 : 12件
クルーエルの体調不良の原因やら、『夜色』名詠が『夜色』たる所以のつかみやら、物語としての大きな山場の巻。
物語の核となるネイトはまだまだ未熟、クルーエルは意識不明てことで話のおいしいとこは新登場のキャラに丸ごともっていかれてるのはどうも・・・ね;;
その新キャラが話の基幹部分をぺらぺら話すもんだから、紆余曲折を経て真実を知るって部分が無いのよね。気分的にはミステリーを読んでる最中に隣からそのネタバレが聞こえてきたって感じ;;
なんだかなぁ・・という気分ではあるが、真実の部分を登場人物達がどう消化していくかが残っているのでそこの部分は続刊の楽しみに。
後書きによると来年2月頃に出るらしいので結構はやい時期に出るのね。
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
富士見ファンタジア文庫
- 感想投稿日 : 2010年6月20日
- 読了日 : 2007年12月21日
- 本棚登録日 : 2007年12月21日
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