ストレスは捨てられる

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  • 中経出版 (2009年6月30日発売)
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【読書メモ】

●ストレスは次の「3つのコントロール」でなくすことができます。

1.「身体」 姿勢、呼吸、ジェスチャー、目の動きなど。すべての身体の動き
2.「ビジュアル」 頭の中に思い浮かぶ「映像」の画質や構図の特徴
3.「言葉」 習慣的に使っている言葉や声のトーン

●「ストレスゼロ・テクニック」の3つのステップ
ステップ1 ストレスを感じている時の状況を分析
ステップ2 リラックスを感じている時の状況を分析
ステップ3 「ストレス」を感じている時の特徴を「リラックス」を感じている時の特徴に入れ換える

●「ストレス」「怒り」「悲しみ」など、一見ネガティブな感情の中には、実は、「何らかの大切なメッセージ」が隠されているものです。

●ストレス・怒り・悲しみの感情がなければ、人はやさしくなれません。
「怒り」があるからエネルギーが出たり、
「つらい思い」をしたから感謝の気持ちがよくわかったり、
「悲しみ」があるからやさしくなれたり、
という経験は、誰にでもあるはずです。


●人間にはその「脳の構造上」、そしてプログラムの関係から
・どうやっても「ストレスを感じることができない姿勢・目線」
 =ストレスゼロ姿勢
・どうやっても「ストレスを感じることができないビジュアル=心の中の映像」
 =ストレスゼロ映像
・どうやっても「ストレスを感じることができない言葉・口調」
 =ストレスゼロ言葉

というものがあるのです。


●ダイエットは「目線を上向き」にすればうまくいく

●目の動きと脳は直結していて、「目の動きによって、脳のどの部分を刺激するか、が決まる」
・自分の右斜め上を見る:未来や想像上の映像を見ている
・自分の左斜め上を見る:過去の映像を見ている
・自分の右横を見る:未来や想像上の音や会話を聞いている
・自分の左横を見る:過去の音や会話を聞いている
・自分の右斜め下を見る:感情(味覚、嗅覚)を感じている
・自分の左斜め下を見る:ひとり心の中で会話している

※左利きの場合は目線の動きが左右逆


●息を深く吐いた状況では、人間は驚けず、そして隙ができにくい

●潜在意識は「実際に起こった事柄」と「生き生きと想像した事柄」の見分けがつかない
1.「ビジュアル」でイメージしたことを、潜在意識が受け入れる
2.潜在意識が受け入れると、それは「事実」として身体にインプットされる
3.すると、それに応じた変化を起こすべく、身体が反応を始める

つまり「イメージできたこと」は、「人間の身体が、物理的に現実化を始める」

●人にはそれぞれ、自分がよく使う「五感チャンネル」というものがあります。たとえば知らない土地に行っても、その情景を記憶する方法は、人によってさまざまです。(視覚派、聴覚派、感覚派など)・・・私が認識する「周りの世界」は、あなたの認識する「周りの世界」と、かなり違うのです。これを知っているだけで、人間関係のストレスを大幅に減らすことができるでしょう。

●何気なく私たちが「毎日使っている言葉の威力」は大変なものです。どの言葉を選ぶかにより、自分が「何にフォーカスを持っていくのか」が変わり、それによって、私たちの感情まで変えてしまうすごい力を言葉はもっています。

●第1章まとめ
・目の動きは(目線)は脳の働きと直結していて、どこを向くかによって刺激される五感が変わってくる。
・目線を上げると、感情や食欲を刺激しつづけることができない。
・ストレスを感じることのできない姿勢や身体の使い方がある。
・ストレスを感じることのできない映像の特徴がある。
・五感チャンネルを理解することで、人によって「周りの世界」の認識が違うことを理解することができる。
・自分の言葉を変えると感情も変わってくる

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●「ストレス姿勢」と「ストレスゼロ姿勢」を見極める
・ストレスを感じた時を思い出し、その時の「身体の使い方」をチェックする(肩、姿勢、顔の向き、目線、緊張度、呼吸、しぐさなど)
・リラックスしている時を思い出し、その時の「身体の使い方」をチェックする
・「姿勢」「身体の使い方」を「2ヵ所」入れ換える

●人前で堂々と話すには「常に目線を高く保ちながら話す」

●部下にいい指示を与えるには「部下を下から見上げる」のではなく「同じ高さの目線で話し掛ける」

●ストレスゼロ姿勢の基本形
・肩の力を抜く
・肩を開く
・顔と目線を上向きにする
・ゆっくりと深呼吸する
・微笑んで、顔の筋肉を緩める
・今いるところから「場所を変える」「違うイスに座る」

●第2章まとめ
・「この姿勢をとると、こういう感情になる」というルールがある。
・「ストレス姿勢」の時は、「身体が縮こまる」「前かがみになる」「頭が下がる」「顔や目線が下向きになる」「呼吸が浅い」などの特徴があらわれる。
・「ストレスゼロ姿勢」の時は、「背筋が伸びている」「肩が開いている」「頭や目線が上を向いている」「呼吸が深い」などの特徴があらわれる。
・「ストレス姿勢」と「ストレスゼロ姿勢」の特徴がわかったら、明らかに差がはっきりしているポイントを入れ換えれば、徐々に感情が変化する。
・目線の方向を下から上へ向けると、その時抱いていた感情が「いったん途切れる」ため、ストレスから逃れるのに効果がある

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●「ストレス映像」と「ストレスゼロ映像」を見極める
・「ストレスを感じるとき」のあなたの映像をチェックする(自分の姿、明るさ、大きさ、色、鮮明度、場所、場所、平面/立体、静止/動画、枠、音、温度)
・「リラックスしているとき」のあなたの映像をチェックする
・「ストレス映像」の特徴を「ストレスゼロ映像」の特徴に近づける(同じ映像のまま、画質を調整)

●ストレスゼロ映像の基本形
・色を明るくする
・カラーにする
・映像を大きくする
・映像を頭上に再現する
・元気が出る曲をBGMに流す

●第3章まとめ
・ビジュアルと感情はリンクしているため、頭の中に思い描いた映像の「画質」を調整すると、感情が変化する。
・「ストレス映像」は、「暗い」「白黒やセピア調の色をしている」「映像の一部が欠けている」「静止している」「ぼやけている」「重い」「冷たい」などの特徴がある。
・「ストレスゼロ映像」は、「明るい」「カラーで見える」「映像が大きい」「画質が鮮明」「動画である」「軽い」「暖かい」などの特徴があらわれる。
・「ストレス映像」に「ストレスゼロ映像」の特徴を移し変えることで(ストレスゼロ映像のイメージに近づけることで)、ストレスを和らげることができる。

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●人は、それぞれの「過去の経験や体験」に照らし合わせながら、「ニュートラルな現象」に自分で意味を与え、「言葉」を選ぶ

●受け取った「情報」は「消去」「一般化」「デフォルメ」されている
・消去:たくさんの情報の中から興味のある情報だけを拾う
・一般化:細かな違いには言及せず「一つの枠組み」として情報をとらえる
・デフォルメ:2つの独立した出来事をつなげ意味を与えている

●子どものテストの結果を見て叱る前に、「勉強のしかたが(情報入手を求めらる五感チャンネルが)その子の得意なチャンネルとあっている?」を見てあげてください。

●「言葉」にまつわる10のヒント
「ストレス」の原因は、往々にして、この「消去」「一般化」「デフォルメ」によるもの。次に示す10の「言葉にまつわるヒント」は
 1.「消去」に気付かないで起こる思い込み
 2.うっかり「一般化」してしまったために「ストレス」を生む言葉
 3.無意識に「デフォルメ」してしまったため、「ストレス」を生む思い込み
の「落とし穴」におちないためのものです。

1.「情報」が足りない
2.「いつも」
 →そうじゃなかったことって本当に一度もないの?
3.「みんなが・・・」
 →そうじゃない人って1人ぐらいいませんか?
4.「決して・・・ない」「絶対・・・ない」「誰も・・・ない」
 →そうじゃなかったことって、ただの一度もないですか?
5.「できない」
 →具体的には、何が、それを妨げていますか?
6.「・・・しなければならない」「・・・してはいけない」
 →万が一、それをしなかったら(それをしたら)何が起こりますか?
7.「A=B」本来は無関係な2つの事柄をつなぐデフォルメ
 →Aは本当にBを意味するのですか?そうでない例は存在しませんか?
8.「原因と結果」の意味付け
 →その物事と感情が結びつく本当の理由は何ですか?
9.マインドリーディング(人の心を読むこと)
 →どうしてそれが、あなたにわかるのですか?
10.情報元の欠如
 →いったい誰がそういったのですか?

●私たちは「外の状況」は変えられなくても、自分の「感情」は変えることはできるのです。そして自分の何気ない「言葉」の犠牲になることも避けることができるのです。

●「ストレス口調」と「ストレスゼロ口調」を見極める
・「ストレスを感じたとき」の「言葉」と「口調」をチェックする(言葉、店舗、ボリューム、トーン、音の高さ、誰の声、声の方向、セリフの内容)
・「リラックスしているとき」のあなたの「言葉」と「口調」をチェックする。
・「ストレスを感じたとき」に「リラックスしているときの話し方の特徴」を取り入れる
「過去に一度起きた出来事」がストレスになっている場合
 →「言葉」そのものを入れ換える
「何度も繰り返し起きる出来事」がストレスになっている場合
 →「言葉」はそのままに、「3倍速」にしたり、別の人の声に「音質調整」する

●第4章まとめ
・物事に「どのような意味付けをするか」によって「言葉」が変わる。
・「言葉」や「感情」は「拾った情報」によって左右される。
・私たちは情報を「消去」「一般化」「デフォルメ」して言葉や意味を与えている。「言葉にまつわる10のヒント」に気をつけると、「ストレス」を減らすことができる。
・「言葉は真実を伝えている」と思い込むことがストレスにつながる
・「内面のひとり会話」の「口調」を変えれば、感情が変わる。
・「会話のボリュームを下げる」「会話のスピードを倍速にする」「別の人の声に入れ換える」といった「音質調整」を行うと、ストレスが軽減される。

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●「条件付け」のテクニック
ステップ1:「ストレスゼロ状況」を再現する
ステップ2:クライマックスの状況で「条件付け」する(最低5回繰り返す)
ステップ3:条件付けを確認する

●ストレスゼロ・ブレンドの例
ステップ1:あなたの「ストレスゼロ(リラックス)姿勢」を確認する
ステップ2:あなたの「集中力姿勢」を見極める
ステップ3:「リラックス」+「集中力」両方の特徴を組み合わせた「姿勢」を作り出す

●ストレスゼロ・パワーアップ・バージョン
ステップ1:試写室から普通にストーリーを展開
ステップ2:巻き戻し映像(ストーリー)を見る
ステップ3:「色」と「速さ」を変えて2倍速、早送り。巻き戻しを3度
ステップ4:「バックミュージック」を入れて早送りと巻き戻しを3度。笑いが出たら大丈夫

●第5章まとめ
・「身体」「ビジュアル」「言葉」の3要素を統合すると、「ストレスを感じるプログラム」が「ストレスを感じることができないプログラム」に完全に入れ替わる。
・「条件付け」を応用すれば「好きなときに、好きな感情」を呼び起こすことが可能。
・「条件付け」のテクニックは、世界の有名人、スポーツ選手などがすでに使っているテクニックである。
・「リラックス」+「緊張感」など、リラックスに別の感情をブレンドすることで、「その場に最適な感情」を作り出すことができる。
・「ストレスゼロ・パワーアップ・バージョン」では、極度のストレス、恐怖症、過去のトラウマなども治すことができる。

●「自信を失いそうなこと」は誰にでもあります。でもどうか忘れないで下さい。
「あなたにはもっともっとすばらしいもの」が隠れている。
「もっともっと光るもの」が外に出たいと叫んでいる。
世界にはあなたにしか埋められない場所が必ずある

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: NLP
感想投稿日 : 2010年6月24日
読了日 : 2010年6月24日
本棚登録日 : 2010年4月21日

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