ウェブ社会の問題を網羅的に扱うのはいいが、全体的にもうちょっと詰められるのでは、という感が否めない。cfという無駄書き、「~化」とカタカナ概念の頻発は、大澤真幸などもそうであるが、矢張りどこか自信のない学問である社会学の衒学性癖であり、ショウもない図も社会学の「語りベタ」を象徴しているような気がしてならない。
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カテゴリ:
思想 評論
- 感想投稿日 : 2012年5月27日
- 読了日 : 2012年5月27日
- 本棚登録日 : 2012年5月27日
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