現代のアメリカ論として、おそらく秀逸のもの。政治経済の学者さん、あるいは村上春樹を初めとするアメリカ文学大好きっ子たちにすら絶対にかけない、「普通の国ではない」アメリカの姿が本書には躍動している。そして、この混沌と、いかがわしさと、エネルギーこそが、俺たちの愛するアメリカだということだ。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
国際関係
- 感想投稿日 : 2021年10月3日
- 読了日 : 2021年10月3日
- 本棚登録日 : 2021年10月3日
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