泡をたたき割る人魚は

著者 :
  • 講談社 (2012年7月6日発売)
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本棚登録 : 167
感想 : 30
5

その島は、右半分は観光や漁業で栄え、左半分は沼地が広がり寂れていた。薫は左半分に住み、栄養飲料の配達をしている。絵描きの瀬戸や魚屋の村井と仲がよい。ある日、願いを叶えてくれるという老女のもとへ行き、「魚になりたい」と告げる。老女は薫の脚と、配達に使っていた原チャリと引き換えに、薫を人魚にしてくれた。うれしくて泳ぎまわる薫。海にもぐって島の右半分に顔を出した薫に、新しい出逢いが待っていた。
「Amazon内容紹介」より

この内容紹介を書いた方はこの本をちゃんと読んだのだろうか,と疑問に思うほど明るい書き方をしているけど,はっきり言ってこんな単純な話ではない.
自分の中でなにかが欠落している,という感覚を常に持ち続ける人の話.独特の文体.

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 書籍
感想投稿日 : 2016年2月6日
読了日 : 2016年2月6日
本棚登録日 : 2016年2月6日

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