父が死んで、鎌倉の家に、腹違いの妹がやってきました―
海の見える街を舞台に、四姉妹が絆を紡いでいく。
深く心に響く、家族の物語。
「映画「海街diary」公式ホームページ」より
じんわり、しみじみ、いいなぁ~という印象.
dairyという題がついているくらいなので、日常を描いた作品.最初は3姉妹が、後から腹違いの妹が1人加わって4姉妹の日常のあれこれが描かれている.
「日々の生活」とそこにぽこぽこと浮かんでくる様々な「感情」と向き合って日々を過ごしている.生きているといろいろなことがある.不倫だってしようと思ってするわけではない.「そうなってしまった」は日々生活していく中であり得ること.本人のせいであって生まれてくる子どものせいではない、でも自分の居場所がないと思ってしまうという気持ちは理解できる.
さまざまに生まれてくる感情を無視しないで、誰かと共有しながら生活していく中で、絆は紡がれる.すごい大事件が起こるわけではないこの物語だけれど、四姉妹の間に紡がれる絆にほっこりする.
読書状況:読み終わった
公開設定:公開
カテゴリ:
DVD
- 感想投稿日 : 2017年6月11日
- 読了日 : 2017年6月11日
- 本棚登録日 : 2017年6月11日
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