しゃぼん玉 (新潮文庫)

  • 新潮社 (2008年1月29日発売)
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感想 : 491
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三浦しをんの「神去なあなあ日常」を読んだ後にすぐ読んだ小説だが、こんなにも似ている話があるのかと驚いた。考えれば、何故か連続して読んだ小説が似通ったストーリーや世界観てなことがよくある。
どちらが真似したとかは思わない。どちらも面白かったから。「神去なあなあ日常」は明るい空気が全編に流れていたが、「しゃぼん玉」には、張り詰めた空気が漂っていた。ただし暗い話ではなく、最後は希望に満ちた、暖かいエンディングを迎える。「凍える牙」以来だから20年ぶりの乃南アサだったが、感動した。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 未設定
感想投稿日 : 2017年12月4日
読了日 : 2017年12月4日
本棚登録日 : 2017年11月27日

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