橋下さんの従軍慰安婦発言をキッカケに、Facebookで知った本書です。
WEB等で、少し情報を集めたら報道とは全く違う情報が多く混乱したので、つかさんの本で再整理。
どれも“嘘”ではないと私は判断しました。
こう言う戦争責任に関わるもの、どうしても避けて来ました。見たくない、知りたくない。
40歳を過ぎ親になり、遅ればせながら『知らなければならない』今はそう思っています。
本書では、つかさんの手により、美談的にまとめられています。脚色もされていると思う。
それでも、根拠があってこの本が出来ている訳で、一方的に「性奴隷」と言うニュアンスで報道される「従軍慰安婦」とは全く違いました。しかし本書の冒頭でも少しだけ触れられていますが、「性奴隷」の扱いがあったのも事実だと思う。
・そもそも当時、「従軍慰安婦」とは呼ばれていなかった。しかし中には「従軍」していた(させられていた)人が居たのは事実。
・ほとんどの慰安婦は志願と言うか、商売として「慰安婦」になった人が多かった。いわゆる女衒(ぜげん)で、実際かなりの高額を稼いでいたらしい。
・朝鮮人が、商売の目的で同国の女子を誘拐し「慰安婦宿」で働かせていた。
・「慰安婦」の中には、日本人女性も多くいた。
いったい誰得で、今の「性奴隷」的報道スタイルになっているのか?だから未だに、戦争の事で賠償だ何だと言いがかりを付けられる。
娘に語る・・・と言うタイトル通り、娘に説明するような文章の書き方は、とても分かり易く柔らかい。
決してハッピーでは無いのですが、何だか心暖かくなる話です。
この本で、「久米島事件」の事をを知りました。恐ろしい・・・
http://ja.wikipedia.org/wiki/%E4%B9%85%E7%B1%B3%E5%B3%B6%E5%AE%88%E5%82%99%E9%9A%8A%E4%BD%8F%E6%B0%91%E8%99%90%E6%AE%BA%E4%BA%8B%E4%BB%B6
- 感想投稿日 : 2013年6月28日
- 読了日 : 2013年6月26日
- 本棚登録日 : 2013年6月18日
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