疵と蜜 (キャラ文庫)

  • 徳間書店 (2015年3月27日発売)
3.59
  • (5)
  • (15)
  • (17)
  • (2)
  • (0)
本棚登録 : 128
感想 : 12
5

もはや自分の中では恒例になってきた、笠井あゆみ先生のイラスト探し。これは特に表紙が硬質で美麗で、ぜひカラーで見たかったので紙媒体で。

そういうシーンもてんこ盛り(というか、そういうシーンから始まる)なのに、その他のお話の部分に気持ちが傾いてしまって、読み終えるとそういうシーンの印象はあまり強くないです。
受けは小さい頃に自分の不注意で強盗を家に招き入れてしまい、そのせいで両親を亡くします。この犯人を見つけてやろうと虎視眈々と狙っているのですが、こちらのお話が面白くて、特に最後、犯人と対峙しているシーンがドキドキもので、BLだということを忘れてしまいそうになりました。
そのあとの剃毛シーンで、無事思い出せました(笑)。

劇中に出てくる青柳が好みで、彼のお話はないのだろうかと思っていたら、続編として出ているようです。嬉々として買いに走りました。

読書状況:読み終わった 公開設定:公開
カテゴリ: 和書(た行)
感想投稿日 : 2018年5月5日
読了日 : 2018年5月5日
本棚登録日 : 2018年5月5日

みんなの感想をみる

コメント 0件

ツイートする