塩沢兼人氏がいなくなられてからもう10年以上。彼の演じたキャラクターは何でも大好きでしたが、その中でも特別に好きだったぶりぶりざえもんにどうしても会いたくなり。
期待を裏切らない、塩沢兼人節でした。
タコだのボケだの罵倒してみたり、お下品な下ネタを飛ばしたりしても、どこか気品の残るあのお声。惜しいひとを惜しい時期になくしたものです。
ぶりぶりざえもんの登場シーンまでにも、ふいをついて笑わせてくれるシーンがたくさんあって、クレヨンしんちゃんという作品の持つ笑いのクオリティに感服いたしました。それでいて、親の愛情なんかも入れてくるのだから、すごい。
役者陣も豪華で、まさかあのくっだらない駄洒落で笑い転げている変人が、速水奨だったとは。あの美声をこんな使い方するなんて。素晴らしい。
読書状況:読み終わった
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カテゴリ:
邦画
- 感想投稿日 : 2015年6月29日
- 読了日 : 2015年6月29日
- 本棚登録日 : 2015年6月29日
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